既婚者と知らずに交際させられた、独身と嘘をつかれていた——貞操権侵害として慰謝料請求を考え始めた方へ。この記事では、検討から解決までの一般的な流れをステップごとに解説します。
まず確認したい結論
- 流れは「証拠保全 → 時系列整理 → 弁護士相談 → 通知・交渉 → 示談(または調停・訴訟)」が基本形です
- 最初の一歩は証拠の保全です。相手が記録を消す前に保存してください
- 請求の可否・金額は個別事情によるため、早い段階で弁護士の見通しを確認しましょう
ステップ1: 証拠の保全
独身と偽っていたことを示すメッセージ・プロフィール・発言の記録を保存します。詳しくは相手の嘘を示す証拠の残し方をご覧ください。
ステップ2: 時系列の整理
出会いから発覚までの経緯を時系列でまとめます。時系列整理ツールを使うと、相談時にそのまま使えるメモが作れます。
ステップ3: 弁護士相談
整理した内容をもとに、(1)請求の可否の見通し、(2)請求する場合の方法、(3)費用を確認します。この段階で依頼を決める必要はありません。
ステップ4: 通知・交渉
請求する場合、本人名義または弁護士名義で相手に通知し、交渉を始めます。内容証明を使う場合の注意は内容証明で慰謝料請求する流れを参照してください。
ステップ5: 示談または法的手続き
合意できれば示談書を取り交わします。清算条項・口外禁止・接触禁止などの条項は署名前に弁護士の確認を受けましょう。合意できない場合は、調停・訴訟を検討します。
相談前に整理すべきこと
- 相手の嘘の内容と、それを信じた理由
- 交際期間・深さ(同棲・婚約の話・妊娠の有無)
- 既婚と知った時期ときっかけ
- 相手の現在の対応(謝罪・開き直り・連絡断絶)
やってはいけないこと
- 請求の前に相手を問い詰めて証拠を消されることは避けたいため、保存を先に行ってください
- 相手の配偶者・家族・職場への接触は、法的リスクや逆請求の引き金になり得るため、弁護士に相談してから判断してください
- SNSでの暴露は名誉毀損等のリスクがあるため絶対に避けてください
よくある質問
貞操権侵害の請求は何から始めればよいですか。
証拠(相手の嘘を示す記録)の保全と時系列の整理が出発点です。整理ができたら弁護士に可否の見通しを確認しましょう。
交渉と裁判のどちらになりますか。
多くは交渉から始まりますが、相手の対応によって調停・訴訟を検討します。進め方は弁護士と相談して決めてください。
請求すると相手の家族に知られますか。
手続きの進め方によって影響は異なります。プライバシーへの配慮を含めて弁護士に相談してください。
逆に相手の配偶者から請求されるリスクはありますか。
事案によってはあり得ます。既婚と知らなかった事情の整理は、請求と防御の両面で重要です。
請求に期限はありますか。
時効・期限の問題があります。起算点は個別事情によるため、時間が経っている場合も諦めずに早めに確認してください。
まとめ
貞操権侵害の請求は、感情の整理と証拠の整理を分けて進めることがうまくいくコツです。一歩ずつ、専門家と一緒に進めましょう。
次のステップ
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断や慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。具体的な対応は弁護士にご相談ください。
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サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。