ある日突然、交際相手の配偶者から連絡が来た——LINE・電話・手紙・職場への接触など、形はさまざまですが、最初の対応がその後の展開を大きく左右します。慌てて返答する前に、この記事を確認してください。
まず確認したい結論
- その場で謝罪・支払いの約束・署名をしないでください
- 連絡の内容はすべて保存してください(削除しない)
- 既婚と知らなかった場合、その事情を示す資料の保全が最優先です
- 回答の前に弁護士へ相談することを強くおすすめします
よくあるケース
感情的な長文メッセージが続く、突然電話で謝罪と金銭を要求される、内容証明が届く、職場や自宅の近くで接触される、といったパターンがあります。動揺してその場で「すみません、払います」と言ってしまい、後の交渉が難しくなったというご相談は少なくありません。
相談前に整理すべきこと
- 連絡が来た日時・手段・内容(要求されていること)
- 交際の経緯(出会い・期間・相手の婚姻について聞いていた説明)
- 既婚と知った時期ときっかけ
- 手元にあるやり取りの記録
確認しておきたい資料・証拠
相手(交際していた本人)が独身と説明していたメッセージ・マッチングアプリのプロフィール・結婚に関する発言の記録は、責任の有無や程度に関わる重要な資料です。配偶者からの連絡そのものも、すべてスクリーンショット等で保存してください。
やってはいけないこと
- 事実関係を確認しないまま全面的に認める・謝罪文を書くことは避けてください
- 無視を続けることも、訴訟など次の手続きに進むリスクがあるため適切ではありません
- 配偶者やその家族に晒し返す・反撃するような行為は、法的リスクがあるため絶対に避けてください
- 交際相手と口裏合わせをすることは、発覚した際にかえって不利になるリスクがあります
弁護士に相談する流れ
連絡の記録と交際の時系列を整理して相談すると、(1)責任の有無の見通し、(2)回答の方針、(3)窓口を弁護士に移す選択肢を確認できます。相談前チェックリストから始めてください。
よくある質問
電話で謝罪を求められています。応じるべきですか。
謝罪の言葉が事実関係を認めた記録として扱われることがあります。重要な発言の前に、弁護士へ相談することをおすすめします。
既婚者だと本当に知りませんでした。
知らなかった(知り得なかった)事情は重要な反論材料になり得ます。独身と説明されていたやり取りを保管し、弁護士に相談してください。
会って話したいと言われています。
直接の対面は感情的な衝突や記録に残らないやり取りのリスクがあります。書面や弁護士を通じた対応も検討してください。
脅すようなメッセージが届いています。
「会社に言う」等の文言は脅迫等の問題になり得ます。メッセージを保存し、弁護士(状況により警察)へ相談してください。
交際相手に相談してもよいですか。
相手と口裏を合わせるような対応はかえって不利になるリスクがあります。まずは弁護士に状況を整理して相談してください。
まとめ
突然の連絡には、「保存する・即答しない・専門家に相談する」の3原則で対応しましょう。初動を整えれば、冷静な解決の道筋が見えてきます。
次のステップ
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断や慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。具体的な対応は弁護士にご相談ください。
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