不倫慰謝料を請求されたら最初に確認すること

最終更新日: 2026-09-13

この記事の結論

  • 不倫慰謝料を請求された直後に確認したいポイントを整理します。
  • 請求書面の内容、事実関係、証拠の有無など、慌てず冷静に対応するための基礎知識をまとめました。
  • 本記事では、まず確認したい結論/よくあるケース/相談前に整理すべきこと を扱っています。

ある日突然、不倫の慰謝料を請求する書面や連絡が届くと、誰でも動揺してしまうものです。この記事では、慰謝料を請求された方が最初に確認しておきたいポイントと、落ち着いて対応するための手順を整理します。

まず確認したい結論

  • 請求された時点で支払い義務が確定するわけではなく、まず事実関係と金額の根拠を確認することが大切です
  • すぐに署名・支払い・謝罪の言質を出さず、回答期限と請求内容を整理しましょう
  • 無視や放置は訴訟などのリスクがあるため避けたほうがよいとされています
  • 対応方針は事案により異なりますので、早めに弁護士へ相談することをおすすめします

よくあるケース

慰謝料請求の連絡は、次のような形で届くことが多いとされています。

  • 弁護士名義の内容証明郵便が自宅に届いた
  • 不倫相手の配偶者から直接、電話やLINE、SNSのメッセージが来た
  • 勤務先や自宅に突然訪問された、または面談を求められた

いずれの場合も、まずは「誰が」「何を根拠に」「いくらを」「いつまでに」求めているのかを確認することが出発点になります。請求者が本当に配偶者本人なのか、代理人弁護士が付いているのかによっても、対応の進め方は変わってきます。

相談前に整理すべきこと

弁護士に相談する前に、次の点をメモなどで整理しておくと、相談がスムーズに進みやすくなります。

  • 相手(交際相手)との関係が始まった時期ときっかけ
  • 相手が既婚者だと知った時期、知った経緯
  • 交際の期間や頻度、現在も継続しているか
  • 相手の夫婦関係について聞いていた内容(別居していた、離婚協議中だった等)
  • 請求書面に記載された金額・期限・要求事項

記憶が曖昧な部分は無理に断定せず、「曖昧である」とそのまま伝えることが大切です。

確認しておきたい資料・証拠

手元にある資料は、対応方針を検討するうえで重要な手がかりになります。

  • 届いた請求書面・内容証明郵便(封筒も含めて保管)
  • 相手とのLINE・メール・DMなどのやり取り
  • 相手の婚姻状況に関する発言が残っているメッセージ
  • 交際中の支出や受け取りに関する記録

これらは削除せず、そのままの状態で保存しておくことが望ましいとされています。自分に不利に見える資料でも、勝手に消すことは避けましょう。

やってはいけないこと

初動で次のような対応をすると、後の交渉が難しくなるおそれがあります。

  • その場で示談書や念書に署名する、すぐに振り込む
  • 請求を無視して放置する(訴訟リスクがあるため注意が必要です)
  • 感情的な反論や謝罪のメッセージを送る
  • 相手の配偶者や家族に自分から接触する
  • 証拠となり得るデータを削除・改ざんする

特に、内容を十分理解しないまま署名した書面は、後から覆すことが難しい場合があります。

弁護士に相談する流れ

  1. 請求書面と関係資料を手元にまとめる
  2. 時系列のメモを作成する
  3. 法律事務所の初回相談を予約する(電話・Web・LINE等)
  4. 相談時に事実関係を正直に伝え、対応方針の選択肢を確認する
  5. 依頼する場合は委任契約を結び、以後の窓口を弁護士に一本化する

弁護士が窓口になることで、相手と直接やり取りする精神的な負担を減らせる場合があります。

よくある質問

慰謝料を請求されたらすぐに支払わないといけませんか。

請求を受けた時点で直ちに支払い義務が確定するわけではありません。事実関係や金額の妥当性を確認したうえで対応を検討することが一般的です。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

請求を無視するとどうなりますか。

無視を続けると訴訟など法的手続きに移行する可能性があります。放置にはリスクがあるため、期限内に対応方針を決めることが望ましいとされています。

相手と直接話し合ってもよいですか。

直接のやり取りは感情的な対立や不利な発言につながるおそれがあります。連絡前に弁護士へ相談し、対応方法を確認することが安全とされています。

慰謝料の金額はどのように決まりますか。

婚姻期間、不貞の期間や態様、夫婦関係への影響など複数の事情を踏まえて判断されます。金額は事案により異なりますので、弁護士にご確認ください。

弁護士に相談するタイミングはいつがよいですか。

請求書面が届いた直後など、できるだけ早い段階での相談が望ましいとされています。初動の対応が後の交渉に影響することがあるためです。

まとめ

慰謝料を請求されたときに大切なのは、慌てて署名や支払いをしないこと、無視しないこと、そして事実関係と資料を整理して早めに専門家へ相談することです。請求内容が妥当かどうかは事案により異なりますので、自己判断で結論を出す前に弁護士へ相談してみてください。

次のステップ

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断や慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。具体的な対応は弁護士にご相談ください。

本サイトは一般的な情報提供を目的としており、慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。個別の見通しは弁護士にご相談ください。掲載内容は公開時点のものであり、最新の情報は弁護士にご確認ください。

📱

無料アプリ(Android)

不倫慰謝料・貞操権相談ナビ

相場の目安・相談前チェック・LINE相談を、弁護士監修の情報でまとめて確認できます。

Google Play で無料ダウンロード →
⚖️

この記事の監修弁護士

松本 理平 弁護士

第一東京弁護士会 登録番号 55199

監修弁護士プロフィールを見る →

不倫慰謝料相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

上部へスクロール