不倫トラブルでは、「被害を受けた側」が対応を誤って法的責任を問われる事例が後を絶ちません。この記事では、名誉毀損・プライバシー侵害などの問題になり得る行動を一覧で整理します。自分を守るためのチェックリストとしてご活用ください。
まず確認したい結論
- 「事実だから」「被害者だから」と考えても、暴露・晒し行為の法的リスクは消えません
- 問題になり得る行動は、公開系(SNS・暴露)・接触系(押しかけ・つきまとい)・収集系(無断ログイン等・違法となるおそれ)の3つに大別できます
- 迷ったら「その行動を裁判官の前で説明できるか」を基準に考え、行動の前に弁護士へ相談してください
公開系: 暴露・晒しに関する行動(リスク大)
- SNS・ブログ・掲示板への投稿は、実名を伏せても特定可能なら名誉毀損等のリスクがあります
- 相手の勤務先・上司への通知は、名誉毀損・信用毀損の典型的なリスク場面です
- 家族・親族・友人への無差別な連絡も、範囲によってはプライバシー侵害の問題が生じます
- ビラ配り・近所への吹聴は、さらにリスクの高い行為です
接触系: 連絡・接近に関する行動
- 自宅・職場への押しかけ・待ち伏せは、つきまとい行為として規制対象になるおそれがあります
- 深夜・大量のメッセージ送信や着信は、態様によって問題になり得ます
- 「払わなければ会社に言う」等の文言は、脅迫・恐喝と評価されるリスクが高いため絶対に避けてください
- 子どもや親など本人以外への接触は、無関係な人を巻き込む点で特に問題です
収集系: 証拠集めに関する行動
- スマホ・PC・アカウントへの無断ログインや無断閲覧は、違法となるおそれがあります
- 盗聴・盗撮にあたる方法での記録は法的リスクがあるため行わないでください
- 車や持ち物へのGPSの無断設置による追跡は、法令に抵触するおそれのある危険な行為です
相談前に整理すべきこと
- 既に取った行動・これから取ろうとしている行動のリスト
- 相手から受けている行為(相手側にこれらの行動がある場合)
- 本来実現したいこと(請求・関係解消・接触の停止)
弁護士に相談する流れ
「やってよいか分からない行動」は、実行する前に確認するのが一番の自衛です。既に行動してしまった場合も、早めの相談でリスクを抑えられる場合があります。相談前チェックリストからどうぞ。
よくある質問
どこまでが正当な請求で、どこからが脅迫ですか。
請求の内容・伝え方・頻度などで評価が変わります。線引きの判断は難しいため、行動の前に弁護士へ相談してください。
家族に事実を伝えることも問題になりますか。
伝える相手・範囲・目的によってはプライバシー侵害等の問題になり得ます。範囲は慎重に検討してください。
相手の行動を見張ることは違法ですか。
待ち伏せやつきまといは規制の対象になるおそれがあります。証拠収集の方法は弁護士に確認してください。
既にやってしまった行動があります。
事実関係を整理して、早めに弁護士に相談してください。今後の対応でリスクを抑えられる場合があります。
相手がこれらの行動をしてきたらどうすればよいですか。
記録(日時・内容・スクリーンショット)を保存し、弁護士へ相談してください。内容により警察への相談も検討します。
まとめ
不倫トラブルの解決は、適法な手続きの上でこそ確実になります。この記事の行動リストを「やらないことリスト」として、冷静な対応を心がけましょう。
次のステップ
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断や慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。具体的な対応は弁護士にご相談ください。
本サイトは一般的な情報提供を目的としており、慰謝料の獲得・減額・解決を保証するものではありません。個別の見通しは弁護士にご相談ください。掲載内容は公開時点のものであり、最新の情報は弁護士にご確認ください。
不倫慰謝料相談ナビの相談前整理事例
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。