福岡県で不同意性交等罪にあたる被害を受けた方、あるいは相談先を探している方に向けて、地域の窓口と手続の進み方をまとめました。罪の要件や8つの事由、時効といった制度そのものは不同意性交等罪とは(2023年改正の要点)で解説しています。
福岡県の窓口は性暴力被害者支援センター・ふくおか(092-409-8100/24時間365日)です。
福岡県のワンストップ支援センター
性暴力被害者支援センター・ふくおかは県内全域(福岡市・北九州市を含む)を1か所で受ける体制です。電話は092-409-8100、受付は24時間365日。医療・法律・心理の支援を一か所でつなぐ役割を担っています。
福岡県では、政令指定都市が2つ(福岡市・北九州市)ありますが、支援センターは県内全域を1か所で受けています。24時間つながるため、深夜の被害でも当日中に相談できます。
県外から進学・就職で来ている場合でも、被害を受けた場所の窓口に相談できます。実家に知られたくないという相談も多く、連絡先や書類の送付先を指定できるかは最初に確認してください。
福岡県の警察・弁護士会
緊急時は110番、それ以外は福岡県警察の窓口か#9110、性犯罪の相談は#8103です。弁護士については福岡県弁護士会で法律相談の案内を受けられます。収入等の条件を満たす場合は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立替制度も使えます。
裁判になった場合の管轄
刑事裁判は原則として犯罪地を管轄する裁判所、民事の損害賠償請求は被告の住所地や不法行為地を管轄する裁判所で行われます。福岡県を管轄するのは福岡地方裁判所で、本庁(福岡市中央区城内)のほか、北九州市を管轄する小倉支部、久留米支部、飯塚支部、柳川支部があります。
北九州市内で被害を受けた場合、刑事事件は小倉支部で扱われることがあります。福岡市の事務所に依頼すると移動が発生するため、打ち合わせをオンラインでできるかを確認しておくと負担が減ります。
刑事と民事は別に進む
警察・検察が刑罰を科すかを決めるのが刑事、被害を受けた本人が賠償を求めるのが民事です。刑事で不起訴になっても民事で慰謝料が認められる場合があります。要件、8つの事由、時効(刑事15年/民事5年)、証拠の考え方は解説ページにまとめています。
県内どこからでも同じ窓口につながる
福岡県は政令指定都市が2つありますが、支援センターは県内全域を1か所で受けています。福岡市でも北九州市でも、筑後・筑豊地域でも、まず同じ番号にかければ地域の医療機関や警察につないでもらえます。窓口を探す手間が少ないぶん、迷っている段階での電話がしやすい体制です。
よくある質問
福岡県で被害に遭いましたが、住まいは他県です。どこに相談すればよいですか。
どちらの窓口でも相談できます。捜査は被害地を管轄する警察が担当することが多いため、まずは性暴力被害者支援センター・ふくおか(092-409-8100)か#8891に電話し、進め方を確認してください。
受付時間外に相談したいときは。
24時間365日以外の時間は、全国共通の#8891(ワンストップ支援センター)や#8103(性犯罪被害相談電話)につながります。緊急のときは時間帯を問わず110番を優先してください。
窓口の名称・電話番号・受付時間、裁判所の支部構成は2026年9月6日時点の公表情報に基づきます。最新の状況は各窓口の案内をご確認ください。本記事は一般的な法律情報であり、個別の法的助言ではありません。