広島県で不同意性交等罪にあたる被害を受けた方、あるいは相談先を探している方に向けて、地域の窓口と手続の進み方をまとめました。罪の要件や8つの事由、時効といった制度そのものは不同意性交等罪とは(2023年改正の要点)で解説しています。
広島県の窓口は性被害ワンストップセンターひろしま(082-298-7878/24時間365日)です。
広島県のワンストップ支援センター
性被害ワンストップセンターひろしまは24時間対応。医療機関・警察・弁護士への同行支援を実施です。電話は082-298-7878、受付は24時間365日。医療・法律・心理の支援を一か所でつなぐ役割を担っています。
24時間つながる窓口があるため、深夜や早朝の被害でもその場で相談できます。病院への同行や警察への付き添いを頼めるかは、電話の段階で確認してください。一人で説明するのが難しいときほど、同行支援の有無が負担を変えます。
県内は市町をまたぐ移動が多く、被害を受けた場所と住まいが離れることがあります。届け出る警察署と、相談を続ける窓口は別で構いません。
広島県の警察・弁護士会
緊急時は110番、それ以外は広島県警察の窓口か#9110、性犯罪の相談は#8103です。弁護士については広島弁護士会で法律相談の案内を受けられます。収入等の条件を満たす場合は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立替制度も使えます。
裁判になった場合の管轄
刑事裁判は原則として犯罪地を管轄する裁判所、民事の損害賠償請求は被告の住所地や不法行為地を管轄する裁判所で行われます。広島県を管轄するのは広島地方裁判所で、本庁(広島市中区上八丁堀)のほか、呉・尾道・福山・三次の各支部があります。
備後地域(福山・尾道方面)で被害を受けた場合、刑事事件は福山支部・尾道支部で扱われることがあります。広島市内の事務所に依頼するときは、移動を含めた進め方を先に決めておくと安心です。
刑事と民事は別に進む
警察・検察が刑罰を科すかを決めるのが刑事、被害を受けた本人が賠償を求めるのが民事です。刑事で不起訴になっても民事で慰謝料が認められる場合があります。要件、8つの事由、時効(刑事15年/民事5年)、証拠の考え方は解説ページにまとめています。
同行支援を頼めるか確認する
ひろしまのセンターは、病院や警察への同行を担っています。事情を自分の口で最初から説明するのがつらいとき、同行者がいるだけで負担が変わります。予約が必要か、当日でも対応してもらえるかは状況によるため、電話の段階で希望を伝えておいてください。
よくある質問
広島県で被害に遭いましたが、住まいは他県です。どこに相談すればよいですか。
どちらの窓口でも相談できます。捜査は被害地を管轄する警察が担当することが多いため、まずは性被害ワンストップセンターひろしま(082-298-7878)か#8891に電話し、進め方を確認してください。
受付時間外に相談したいときは。
24時間365日以外の時間は、全国共通の#8891(ワンストップ支援センター)や#8103(性犯罪被害相談電話)につながります。緊急のときは時間帯を問わず110番を優先してください。
窓口の名称・電話番号・受付時間、裁判所の支部構成は2026年9月6日時点の公表情報に基づきます。最新の状況は各窓口の案内をご確認ください。本記事は一般的な法律情報であり、個別の法的助言ではありません。