大阪府で不同意性交等罪にあたる被害を受けた方、あるいは相談先を探している方に向けて、地域の窓口と手続の進み方をまとめました。罪の要件や8つの事由、時効といった制度そのものは不同意性交等罪とは(2023年改正の要点)で解説しています。
大阪府の窓口は大阪府性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「ウィズユーおおさか」(06-7494-3683/24時間365日)です。
大阪府のワンストップ支援センター
大阪府性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「ウィズユーおおさか」は24時間対応の相談センター型です。電話は06-7494-3683、受付は24時間365日。医療・法律・心理の支援を一か所でつなぐ役割を担っています。
府内は市域が密集しており、被害を受けた場所・住まい・勤務先で管轄の警察署が分かれることがよくあります。どこへ届け出るかで迷ったら、先にウィズユーおおさかか#9110へ電話し、進め方を確認してから動くほうが早く進みます。
大阪弁護士会は法律相談センターを複数の窓口で運営しており、犯罪被害者向けの相談枠が用意されています。刑事の被害者参加と民事の慰謝料請求では依頼内容が変わるため、最初の相談でどちらを希望するかを伝えてください。
大阪府の警察・弁護士会
緊急時は110番、それ以外は大阪府警察の窓口か#9110、性犯罪の相談は#8103です。弁護士については大阪弁護士会で法律相談の案内を受けられます。収入等の条件を満たす場合は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立替制度も使えます。
裁判になった場合の管轄
刑事裁判は原則として犯罪地を管轄する裁判所、民事の損害賠償請求は被告の住所地や不法行為地を管轄する裁判所で行われます。大阪府を管轄するのは大阪地方裁判所で、本庁(大阪市北区西天満)のほか、堺支部・岸和田支部があります。
南部(堺市・泉州方面)で被害を受けた場合、刑事事件が堺支部や岸和田支部で扱われることがあります。移動時間を含めて弁護士を選ぶと、打ち合わせの負担が減ります。
刑事と民事は別に進む
警察・検察が刑罰を科すかを決めるのが刑事、被害を受けた本人が賠償を求めるのが民事です。刑事で不起訴になっても民事で慰謝料が認められる場合があります。要件、8つの事由、時効(刑事15年/民事5年)、証拠の考え方は解説ページにまとめています。
府内で届け出先が分かれるとき
被害を受けた場所と住まいが別の市にまたがる場合、捜査を担当する警察署と、日常的に相談へ通う窓口が別々になります。これは珍しいことではなく、届け出た署から居住地の署へ引き継がれることもあります。行き先を自分で決めきれないときは、ウィズユーおおさかに経緯を話し、どこへ連絡するかを整理してもらってください。
よくある質問
大阪府で被害に遭いましたが、住まいは他県です。どこに相談すればよいですか。
どちらの窓口でも相談できます。捜査は被害地を管轄する警察が担当することが多いため、まずは大阪府性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「ウィズユーおおさか」(06-7494-3683)か#8891に電話し、進め方を確認してください。
受付時間外に相談したいときは。
24時間365日以外の時間は、全国共通の#8891(ワンストップ支援センター)や#8103(性犯罪被害相談電話)につながります。緊急のときは時間帯を問わず110番を優先してください。
窓口の名称・電話番号・受付時間、裁判所の支部構成は2026年9月6日時点の公表情報に基づきます。最新の状況は各窓口の案内をご確認ください。本記事は一般的な法律情報であり、個別の法的助言ではありません。