北海道で不同意性交等罪にあたる被害を受けた方、あるいは相談先を探している方に向けて、地域の窓口と手続の進み方をまとめました。罪の要件や8つの事由、時効といった制度そのものは不同意性交等罪とは(2023年改正の要点)で解説しています。
北海道の窓口は性暴力被害者支援センター北海道「SACRA(さくらこ)」(0120-8891-77/月〜金 10:00〜20:00(時間外は#8891))です。
北海道のワンストップ支援センター
性暴力被害者支援センター北海道「SACRA(さくらこ)」はフリーダイヤル受付。夜間・休日は全国共通窓口へ転送です。電話は0120-8891-77、受付は月〜金 10:00〜20:00(時間外は#8891)。医療・法律・心理の支援を一か所でつなぐ役割を担っています。
北海道は移動距離が長く、支援センターや裁判所まで日帰りできない地域があります。まず電話・オンラインで相談を始められるか、面談が必要になるのはどの段階かを確認してください。冬季は交通機関の乱れも考慮に入れる必要があります。
SACRAの受付は平日日中が中心です。夜間・休日にすぐ話したいときは、全国共通の#8891や性犯罪被害相談電話#8103が使えます。緊急の医療対応が必要なら、時間帯を問わず110番か救急外来を優先してください。
北海道の警察・弁護士会
緊急時は110番、それ以外は北海道警察の窓口か#9110、性犯罪の相談は#8103です。弁護士については札幌弁護士会(道内は函館・旭川・釧路の各弁護士会も)で法律相談の案内を受けられます。収入等の条件を満たす場合は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立替制度も使えます。
裁判になった場合の管轄
刑事裁判は原則として犯罪地を管轄する裁判所、民事の損害賠償請求は被告の住所地や不法行為地を管轄する裁判所で行われます。北海道を管轄するのは札幌地方裁判所で、北海道は地方裁判所が4つ(札幌・函館・旭川・釧路)に分かれており、被害地によって管轄が変わります。
道内は弁護士会も4つに分かれています。依頼先を選ぶときは、被害地を管轄する裁判所へ通える事務所か、オンラインで進められるかを最初に聞いてください。
刑事と民事は別に進む
警察・検察が刑罰を科すかを決めるのが刑事、被害を受けた本人が賠償を求めるのが民事です。刑事で不起訴になっても民事で慰謝料が認められる場合があります。要件、8つの事由、時効(刑事15年/民事5年)、証拠の考え方は解説ページにまとめています。
移動距離を前提に段取りを決める
道内は市町村間の距離が長く、支援センターや裁判所へ通うこと自体が負担になります。初回は電話で状況を伝え、面談が必要な段階、医療機関の受診が必要な段階を先に切り分けてください。冬季は交通機関の遅れも見込む必要があるため、期日が決まったら移動手段を早めに確保しておくと安心です。
よくある質問
北海道で被害に遭いましたが、住まいは他県です。どこに相談すればよいですか。
どちらの窓口でも相談できます。捜査は被害地を管轄する警察が担当することが多いため、まずは性暴力被害者支援センター北海道「SACRA(さくらこ)」(0120-8891-77)か#8891に電話し、進め方を確認してください。
受付時間外に相談したいときは。
月〜金 10:00〜20:00(時間外は#8891)以外の時間は、全国共通の#8891(ワンストップ支援センター)や#8103(性犯罪被害相談電話)につながります。緊急のときは時間帯を問わず110番を優先してください。
窓口の名称・電話番号・受付時間、裁判所の支部構成は2026年9月6日時点の公表情報に基づきます。最新の状況は各窓口の案内をご確認ください。本記事は一般的な法律情報であり、個別の法的助言ではありません。